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残しておきたくて⑳
退院した日の夜、母に命名書を書いてもらいお七夜をしました。

私は出産も楽でのんびりした入院生活を送っていたせいか、
お尻が痛い以外、体力にまだ自信がありました。

心音が寝ている間に仕事をしよう!!と、変に気を張っていて、
今思えばほとんど寝ない日が続きました。

そうなんです。
振り返れば一生懸命でした。

始めての子育て。母一人、子一人。母もシフト勤務ですから、
見てもらえるという甘えはもてませんでした。

限られた時間の中でよく頑張ったなぁと
思います。

そんな毎日が続き、もうすぐ一カ月という頃…
お宮参りがあるので主人が来ていたのですが、同じ時に
司会の純子さん、あけみさん、妙子さん達が遊びに来てくれました。
素敵なプレゼントに涙したり、先輩ママ達との会話でとても楽しかった時間。
帰っちゃうのが寂しかったです。

そして次の日、主人が熊本に戻る日だったのですが、
急に涙がポロポロ溢れてきて…

悲しいわけでもなく、辛く寂しいわけでもないのに、
涙が止まりませんでした。

あぁ、私、気を張っていたんだ。
やっぱり、ちょっとしんどかったんだ…って。

主人も私も驚いていましたが、なんとなく自分の状態を受け入れる事が
できたような気がします。

もう少し楽をしよう。無理はやめよう。
私だってそんなに強くないって(笑)
受け入れようって。

泣いたらとてもすっきりしました。

あれから3カ月。心音ももうすぐ心音も4カ月になります。


【2010/11/27 00:49 】 | ブルーヴェール | コメント(0) | トラックバック(0) |
残しておきたくて⑲
夜中に出産したからか、興奮して眠れませんでした。

朝一番に妹が来てくれて、午後からは主人の両親が来てくれました。
2日目は弊社の司会者が娘さんを連れて遊びに来てくれました。

母が勤めている病院という事もあり、いろんな人が顔を出して
くれたり、その合間に授乳指導や沐浴指導、調乳指導なんかもあり、
また頻繁に授乳ですから、想像以上に入院生活は忙しかったです。

主人の両親は一日おきに来てくれて、親族の方々も顔を見に
来てくれました。

しかし、そんな入院生活も残りわずかとなれば「あぁ退院したくない」と
思うようになりました。

規則正しく美味しい食事が出てきて、母子別室だったのでなんとのんびり
できたことでしょう。

ここで少し休めて良かったです。
【2010/11/27 00:31 】 | ブルーヴェール | コメント(0) | トラックバック(0) |
残しておきたくて⑱
生まれた…

より

生きてる!!!

真っ先にそう思いました。

そして先生がヌルヌルして、グレーと赤が混じったような
何とも言えない、始めてみる生まれたての赤ちゃんを胸の方へ
持ってきてくれました。

そこで、何度もイメトレをした「先生、ありがとうございます。」と
伝えました。感無量です。思い描いた奇跡は現実になりました。

赤ちゃんは一度私から離れて拭いてもらったり身長・体重などの測定が
あったのですが、その間、私は泣き声を聞きながら処置を受けてました。

まず、びっくりしたのは、何かを出す?のか、お腹を上からギューって
おされたのがめっちゃ痛かったです(泣)

そして、切ったのは全く分からなかったのに、縫う時は一針?一針?が
痛くて驚きました。(抜糸は痛くなかったです)

でも、赤ちゃんの泣き声はまるで私への応援歌。
なんでも頑張れそうな気がしました。

母も分娩室に入ってきて、安堵した表情。

出産の連絡を受けて妹が泣いたと母から聞いて、なんだか嬉しくなり、
主人に電話したら連絡が取れず、えぇ???って(笑)

すごく頑張ったねと先生から言われて、
とても誇らしい気持ちになりました。
【2010/11/22 00:22 】 | ブルーヴェール | コメント(0) | トラックバック(0) |
残しておきたくて⑰
やっと分娩台へ。

陣痛はいきんでいいよって言われてからが楽だよ~って
友達から聞いていたので、助産師さん達のリズムに合わせれば
すぐに生まれてくれるだろうって思ってました。

ところが…

なんどいきんでも、ふんばっても、生まれてくれる気配を感じず、
いつまでこれが続くのか…

「腰が熱くて割れそうです」って言ったら、
「痛いね、痛いね、でも割れへんよ」って。

たしかに…

でも割れそうなくらい熱い。こんなん始めて。

そんな事を考えながら、誘導に合わせていきんでいました。

すると先生が登場し、出産用のビデオカメラの用意が始りました。
「木場さん、もうすぐですよ!頑張りましょう」って声が聞こえて、
あともう少し!!!体中の力がこみ上げます。

すると先生が会陰切開の話をし始めました。
あんなに怖かった切開も、この場に及んでは
「どうぞ、なんぼでも今すぐに切ってください」という気持ちになります。

いつ切ったのかも分からなかった位で、先生と助産師さんの声が
急に大きく変わり、「手を放して、ハッハッハと息を浅くして!!」と
言われ、驚いて言われるままにすると、
体から何かが出ていくのが分かった瞬間、
大きく響き渡る泣き声が聞こえました。
【2010/11/13 00:02 】 | ブルーヴェール | コメント(0) | トラックバック(0) |
残しておきたくて⑯
陣痛室に到着。

小さな部屋にベッドが二つ並べてあり、
あぁ、今日は私だけで使えて良かったと一安心。

混むときは知らない人の悲痛な声を隣で聞かなきゃならないなんて、
考えられないです。

ヨッコイショと横たわった位で、夕飯食べに帰っていた母が到着。

「早いねぇ」

初産だからもう少しかかると思っていたそうです。

抱き枕を太ももの間にはさみながら、痛みが増す陣痛を呼吸だけで
逃していました。たま~に顔を出してくれる助産師さんが
「今、痛くないでしょ」って。「深呼吸してごらん」って。

ほんまや!体に力が入りすぎていて、手足のしびれがスーって
なくなるような感じがしました。

私が偶然あたる事ができた助産師さんは母が一押しのベテランさんでした。
「あの人にあたったらいいのにねぇ~」っていつも言ってた人に、
偶然にも当直であたったんです。強運~♪

どんどんと強くなる陣痛を体いっぱいに感じながら、
さっきと同様、全ての感情をプラスに変えていきました。
もしかしたら、このあたりはソフロロジーに似ているかもしれません。

あ、いきみそう…と始めてナースコールを押しました。

「子宮口9センチ~位だけど、分娩室に行こうか」って。

え!!!!そんなに開いたの???? もうすぐやん!!
ちょっと元気が出ました。
でも、歩くのは大変です。

私、ここまで一度も「痛い!」って声をあげなかったんです。
その事に一番母が驚いていました。

頑張ったでしょ(笑)
【2010/11/12 23:46 】 | ブルーヴェール | コメント(0) | トラックバック(0) |
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